チラシ作りで気をつけたこと

想定読者

これからチラシを作ろうとしている人

チラシ未経験者

 

今回は私がチラシを作る上で気をつけたことを紹介します。

私は仕事上チラシを作る機会があります。

今回はある○つのポイントに気をつけて書いたことで問い合わせ件数が10件になりました。

去年はおよそ400枚ほど配って1枚だったのに対し、今回は200枚に対して10件でした。

確率としては10倍の宣伝効果があったと言えます。

去年と今年とでは生徒たちが塾に入っている割合が異なっていたり、配布時期が少し早かったりなど、一概に比較することは出来ませんが、それでも一定の効果があったと言えると思います。

これを読めば何を気をつければいいかが分かり、今までとは違った文章が出来上がると思います。

 

ポイント1 相手に何をして欲しいかを考える

まずはあなたがチラシを作る上での最大の目的を考えてみましょう。

最大の目的とは「チラシを読んだ人がどのように行動してほしいか」ということです。

そして、最大の目的がまとまったのであれば、それをしっかりと紙に書き留めてください。

これがポイントです。

絶対に紙に書き留めてください。

そうすることで、視覚的にもいやでも記憶に残るようになります。

これに加えて私は何度も何度も口ずさむということをしていました。

視覚に加えて、聴覚でも自らに意識をさせるようにしました。

 

私の場合だと、「塾に体験に来てほしい」ということが最大の目的でした。

体験に来てもらわなければ塾の説明も何も出来ませんからね。

逆に体験に来てもらえれば、塾のシステムの説明や特徴などを伝えることができ、そこから入塾まで繋げる自信があったのでまずは塾に顔を出してもらう、ということを最大の目的でした。

 

他の業種、例えば、車のディーラーの場合。

春のセールの場合であれば、「まずはお店に来てもらう」ことが目的なのではないでしょうか。

ディーラーに来てもらって車の実物を見る、そこから試乗車があれば実際に試乗してもらい、車の乗り心地を確かめてもらう。

そこで余すことなく魅力を伝え、顧客の購買意欲を高め、購入に繋げる。

いくら紙面上でその車の魅力やスペックを語ったところでいまいちピンとは来ませんよね。

それよりもディーラーに足を運んでもらい、実際に目にしてもらう。

そのほうが間違いなく何倍も効果があります。

 

なので、まずはチラシを作る上で読んだ相手に何をしてほしいかを考えましょう。

 

ポイント2 想定読者を考える

続いてあなたが考えることはチラシを読む想定読者です。

私の場合の想定読者は単純明快で「小・中学生、その保護者たち」です。

そして、想定読者がはっきりとしたら次はその想定読者の特徴、悩みを考えましょう。

小・中学生→勉強が分からない、勉強がつまらない、塾は楽しくない、授業についていけない。。

保護者→子どもが勉強しない、成績が上がらない、習いごととの両立が難しい、家でどんな勉強をさせればいいのか分からない。。

などなどを思いつく限りどんどん紙に書き出していきましょう。

正解不正解など気にしてはいけません。

 

先ほどのディーラーの場合ですと、想定読者は家族構成や性別によって多岐に渡るので、抽象的にするか、具体的にするかのどちらかに振り切った方がいいと思います。

抽象的にする場合

車の車検が近い、年数が経過して車の調子もよくない、家族形態が変わる。。などどの家庭にも当てはまるような悩みを取り上げる。

逆に、具体的にするのであれば

20代の社会人になりたての男性

→維持費が安い、みんなで出かけれる、見た目がかっこいい

50代の子育てが終了したお父さん

→家族ではなく自分のこだわりのある車、ワンボックスカーではなくずっと乗りたかったセダン

などが具体的に絞ることに当たると思います。

 

想定読者、その読者たちの特徴、そして抱えているであろう悩みをどんどん書き出したいきましょう。

 

ポイント3書きすぎない

こちらが大事なポイントとなってきます。

ついついチラシとなると、あれもこれもと情報を気持ちもわかります。

しかし、”あえて書かない”ことを意識してみましょう。

そうすることで何が起きるでしょうか?

 

それは相手が想像するようになります。

断片的に情報を出すことによって読者の想像力を掻き立てることができます。

ましてや日本語というのは空気を読む言語と言われており、ある程度情報を少なくしたとしても、メッセージを受け取った相手が勝手に想像をするようになっています。

空気を読む、ということで有名なうなぎ文というものがあります。

これは、料理屋で注文をとる際に「僕は注文するのはうなぎです」というものを「僕はうなぎです」と省略して言ったりすることです。

このような場面は日常茶飯事ですし、これで問題なく通じるのでいかに受け手が空気を読んで理解しているかが分かります。

先ほどの問いかけ

そうすることで何が起きるのでしょうか?

というものに対してもあなたは気づかないうちに想像をしていたのではないでしょうか。

私の場合は先ほどの想定読者の悩み

勉強が〜、塾は〜などを読者の常識=世界というように言い換えをして

あなたの世界を広げませんか?

という書き出しから始めました。

最初に目につく問いかけはあえて抽象的な言葉で相手が想像力を働かせざるを得ないような言葉を書くようにしてみてください。

そして、書きすぎないことです。

 

ポイント4

自分の書きたいことを書かない

チラシを作る際についついやってしまいがちなのがこちらのミスになります。

自分の書きたいことを書くのはついつい筆が進むのでやりがちなのですが、少し立ち止まって読み返してください。

その文には想定読者の悩みを解決するようなことは書いてあるでしょうか。

書いてなければもう一度考え直してみましょう。

もちろん、全ての悩みをチラシで解決する必要はありませんよ。

 

ポイント5追伸をつける

最後のポイントとなります。

人はチラシの最初と最後を読むと言われています。

私の場合だとこの追伸にはチラシ限定クーポンをつけました。

このチラシがないと出来ないよ!ということを伝えます。

人間は期間限定やあなただけの特別なオファーですと言った言葉に弱い生き物です。

あとは数量限定など先着○名様などもついつい見てしまいますよね。

この追伸の中に送った相手限定ですよ!というメッセージを込めておきましょう。

 

今回は問い合わせ件数を10倍に高めたチラシづくりの10のポイントを紹介しました。

ポイントは

読んだ相手にどのように行動して欲しいかを考える

想定読者の特徴や悩みを考える

書きすぎない

自分の書きたいことを書かない

追伸をつける

という5つの点を意識してみましょう。

 

出来る営業マンは相手の想像力に対して訴えかけると言われています。

 

そして、今回のチラシ作りに関してはメンタリストDaiGoさんの

人を操る禁断の文章術

を参考にしました。

 

この本には他にも様々なテクニックが書いてあるので是非とも参考にしてみてください。

この本を読んでいく中で、いかに相手のことを想像することが大切なのかが分かります。

 

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