想定読者
子どもになんで勉強するのかを聞かれた親
勉強する意味を見出せない人
伝えたいこと
勉強は選択肢を広げる手段
今回は人生で一度は遭遇したことがあるであろう問題
なんで勉強するのか問題
に対する答えを考えていきたいと思います。
子どもに一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。
人が勉強する理由はシンプルで
人生の選択肢が増えるからです。
島田紳助さんの発言が僕が考えていたことと全く一緒だったので紹介します。
https://twitter.com/LGM_Naomyon_517/status/1216528317139914752
また、私の高校時代の部活の顧問はこのような表現をしていました。
勉強するのは念のため
この言葉を言われた当時、腑に落ちた感覚を覚えています。
小さい頃から自分は〇〇になる!
という強い意志がある人ならば、それに特化した勉強を早く始めてしまえばいいと思います。
しかしながら、自分は小さい頃から何になりたいなどはっきりとは決まらなかったですし、多くの人がそうなのではないでしょうか。
私が勉強が選択肢を広げるということを実感するようになったのは、高校受験のときです。
幸いにも一通りの勉強は出来たので、高校を選べることが出来ました。
しかし、友人の中には高校を選べないという状況でした。
それまでは自分なりのベストを尽くせば〜みたいなことを言われてきたにも関わらず、いざ高校受験になると現実をまざまざと見せつけられたような感覚でした。
勉強が出来たから偉いわけではありませんが、人生の節目節目で勉強ができるかどうかという篩に掛けられることがあります。
そのような時に”ただ勉強ができる”というだけで楽なポジションに回ることが出来るということも1つの真実としてはあると思います。
人生とは恐怖と欲望に打ち克つことである。
この言葉は私の人生の考え方を改めさせてくれた人の言葉です。
逆に目の前の欲望=ゲームする、だらだら過ごす ということに負け続けると人生そのものに負けてしまう、ということも言えると解釈をしています。
親さんの中にはなぜ勉強をしないといけないのかと子どもに聞かれても
そんなこといちいち考えずに宿題をやりなさい
と言って済ませてしまうことがあります。
これをいったらアウトです。
これを言われた子どもは物事を知ろうとする気力を奪われ、勉強をする意味を見出せずに、淡々と作業をこなすだけの思考停止人間と化してしまいます。
子どもの場合だと、島田紳助さんが例として出していたお金を見せるといいかもしれませんね。
1万円あれば三百円のものを買ってもいいし、2千円のものを買ってもいい。
しかし、千円の場合だと、3百円のものは帰るでけど、2千円のものは買えない。
お金(学力)があれば選択肢が増える。
そう思うと勉強は一番リターンがいい自己投資ですよね。
今後周りでこのようなことを言っている人がいたら選択肢が増えるんだよ、ということを伝えてみてください。