夫婦関係不仲〜崩壊までの流れ〜熟年離婚編〜

突然ですが、現在の筆者の家庭内、特に自分の父母の夫婦関係は決していいものではありません。

いわゆる冷めきった状態であると言えます。

今回はなぜそのようになっていったのかを2つの原因から推測していきます。

夫婦関係不仲の原因①子育て終了

 

夫婦関係が不仲になる原因の1つは子育てが終了することです。

子育てが終了するまでは金銭面、生活面において協力することが必要不可欠となっていました。

子どもが高校、大学を卒業し働きだしてからは子育てという職務から解放されたと言うことになります。

そうなると、何が起こるでしょうか。

それは時間とお金の自由ができるようになることです。

それによって、今までは子どもと言う共通項を通して築かれていた関係が破綻し、それぞれのやりたいことを意識するようになります。

そうなるとお互いのアラを探すようになります。

家庭崩壊の原因②共通の敵の消滅

 

共通の敵、とは我が家でいうところの祖父でした。

祖父は認知症を患っており、日に日に進行が進んでいきました。

家族に迷惑をかける祖父に対しての対応の日々。

少しずつ祖父が別人のように変わっていく様子はみていて辛いものがありました。

そんなこんなも二人においては関係ありません。

ただ只管家庭の平和を守るためならばどんな手段も共闘関係も辞さない。

そんな感じです。

そして、祖父が亡くなった後、状況は変わっていきます。

戦うべき目標物がいなくなった途端に、それまでの共闘関係は終了し次第にお互いのアラを探すようになっていきます。

気づけば、母は父の愚痴を言うことが日常になってきました。

まとめ

 

今回、自分の家のことながら振り返ってみて感じたことがあります。

それは、お互いに同じ方向を向いている時にしか平和を保つことができていないといことです。

子育ての時には子どもの方向を、介護の時には祖父の方向を。

良い感情、悪い感情どちらにせよ同じ方向を向いている時は一時的な家庭円満を保つことが出来ていました。

 

ただの推測でしかないですが、これが熟年離婚する夫婦の一つの形なのかもしれないなと思いました。

ちなみにですが、まだ我が家は離婚はしておりません。

 

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