想定読者
新規顧客が欲しい塾経営者
思うように宣伝効果が見込めない人
今回は何か事業をしていて思うように集客が出来ない、新規顧客を獲得したいという塾経営者の方にオススメの方法を紹介します。
私はこの方法で売り上げを5%伸ばすことが出来ました。
この方法は学習塾などの小さい子供を相手にする場合に特に効果的です。
その方法とは、友だちを紹介してもらうことです。
それだけ?と思うかも知れませんが、それだけなんです。
友だちを紹介してもらう、それだけなんですが、ここに一つ工夫を入れます。
この工夫が効果的になります。
それは、紹介カードを名刺風にして個別に子どもたちに渡すことです。
これが驚くほどの効果があるんです。
まず、一人一人個別に呼び出します。
この時に先生側が少し深刻そうな顔をしていると「僕(私)って何かしたかな?」という顔になります。
そこから名刺風の紹介カードを渡して一言
「あなたを塾の営業部長に任命する」
この言葉が響きます。
子供は多かれ少なかれ大人の世界の話に興味があります。
ましてや、部長なんて響きは自分とは無関係なんだろうなと思っています。
そこに突然の部長任命。
小学校において挨拶がめちゃ大きい子に「挨拶リーダー」みたいなタイトルをつけてあげると更に挨拶をするようになりませんでしたか?
部長に任命するというのはそれに似たような効果があります。
ましてやリーダーというぼんやりしたものよりも部長という少しお堅い感じを出すことでよりリアルな感じを演出することが出来ます。
そして、続いては名刺の渡し方指導。
実際の名刺の渡し方と同じように指導します。
「〇〇スクールの営業部長をしております、XXXXです。」
これを何回か練習させます。
こうする事でよりリアルな雰囲気を作り出すことが出来ます。
この大人の世界の雰囲気を味わせることが大事なのかなと私は感じています。
あと気をつけることは渡す枚数です。
私は最初は一人につき3枚しか渡していません。
これにも理由があります。
枚数が少ないことにより、真剣に渡す相手を考える=成約率が高そうな生徒に渡してくれる、という効果があります。
この時かける言葉は
本当に自分が塾に来て欲しいと思う子に渡してね
です。
あとは
なるべく周りに人がいない時に渡してね
と忠告も付け加えておきます。
よほど何も言われることはないと思いますが、不要物として問題になるのが厄介なことと、周りに誰もいないという機密性が渡した相手に特別感を出せるという効果があります。
もちろん名刺を渡し終わった生徒には新たに名刺を渡しておきます。
そして紹介1人につき1,000円分の図書カードを渡しています。
1,000円でも子どもは喜んでくれますからね。
子どもにとって紹介することを一種のゲームのような感覚でしてくれるような状況を作れたことがこの方法が上手くいった理由なのではないかなと思います。
そしてこの名刺作りですが、自宅にプリンターがあれば簡単に作れます。
私はこちらの用紙とラベル屋さんというアプリで作りました。
連動しているのでとても作りやすいです。
作り方については別のページで紹介しています。
そこまでお金のかかることでもないので物は試しの感覚で取り入れてみてはいかがでしょうか。