想定読者
フィリピン留学に行こうと思っている人
短期留学しようとしている人
留学行けば人生変わると思っている人
春休みを使って短期留学に行こうとしている人の中にはこんな事を思っている人がいるのではないでしょうか。
海外に行けば人生が変わるのではないだろうか
残念ながら短期留学をしたところで人生は変わりません。
もしも、変わるようならば税金使って日本の19歳を全員二週間どこかに留学させれば万事解決します。
今回は短期留学で得た現実的なものを紹介したいと思います。
1勉強に対するモチベーション
二週間で英語が話せるようにはなりませんが、帰国後に英語勉強に対して熱が入ったのは間違い無いです。
現地には留学する必要あるの?と思えるようなレベルでペラペラとコミュニケーションをとる日本人もいれば、定年を迎えてから初心者で英語勉強に打ち込むおばあさんもいます。
色んな生い立ちがあれど「勉強を頑張っている」と色んな人が勉強を頑張っているということを知ることで自分も負けてられないなと思います。
2新しい価値観
私はフィリピンに2週間滞在していました。
フィリピンでの2週間は新しい価値観をぶち込まれました。
まず、第一に穏やかなこと。
謎の駄菓子屋みたいな店を1日中営業している人がいれば、究極はずっと遊んでいる人がいる。
いやいや死ぬでしょみたいな。
売上無いけど大丈夫?みたいな。
それでも不思議なことに不安そうな顔を微塵もしてないんですよね。
流石にもう少し心配したらどうなのかと思いますが。
そんな他人の心配をよそにイキイキとしている様子をみているとこっちの方がやられますよね。
あー仕事しなくても案外生きていけるんだな、と。
帰国してからはバイト三昧の日々に戻ってしまった訳ですが、なかなか体が思うように動きませんでした。
3色んな日本人との出会い
2の価値観に似たようなものです。
高校・大学だと偏差値的に似たり寄ったりの人が集まるので考え方もどうしても凝り固まってしまいます。
留学で会う人は割と変な人が多いので刺激しかありません。
アメリカ横断を何回もした人やタイにマッサージの習うために行っていた人などいかに自分の人生がちっぽけなものかと思わされます。
そこでこんな人たちと知り合えた俺すごいとなるのは黄色信号です。
確かに自ら行動を起こして短期留学にいく決意をしたあなたはすごいですが、それでもあなたはただそこでたまたま知り合えただけであなたがアメリカ横断をしたわけでもなんでもありません。
自分の凝り固まった人間関係を揉みほぐすという点でも語学留学はオススメですかね。
オススメは少しマイナーどころ
私がフィリピン留学をするにあたって絶対に避けようと思っていた場所があります。
それはセブ島です。
決してセブが嫌いなわけでもありませんし、先祖がセブ島に殺されたわけでもありません。
なぜセブ島を避けたのかというとミーハー日本人がうじゃうじゃいるだろうと思ったからです。
フィリピン留学=セブみたいなステレオタイプを持った思い出づくり留学生がきっと多いだろうなと勝手に推測したので避けました。
真偽のほどは定かではありませんし、異論はもちろん受け付けます。
そんなこんなで私が行ったのはフィリピンのタガイタイという地区にある語学学校 Face to Face English School です。
何がきっかけで知ったのかは全く覚えていませんが、自分の選択は間違いなかったと胸を張っていえる学校でした。
現在、短期留学を検討している人はたかが数週間で人生が変わるだなんて思わないでください。
むしろ、たかが数週間で人生変えるきっかけを見つけてやる、くらいの意気込みで行った方がより短期留学の意味があると思います。