想定読者
落語に興味があるひと
落語を聞いたことが無い人
今回は落語を聞くようになってからの自分の変化について紹介したいと思います。
筆者はつい最近落語を聞き始めた超がつくほどの落語初心者です。
寄席はおろか、映像ですら見たことがありません。
今回は落語を聞くようになってからの自分の変化についてを紹介したいと思います。
変化1 相手が何を言いたいのかを考えるようになった
落語は基本的には落語家の方が一人で複数人の人を演じながら話を進めていくものとなります。
話の構成としては導入(枕)真ん中、オチという流れが一般的なものとなります。
オチという言葉は今でもよく使われていますよね。
どの話にも必ずオチがあります。
逆にそこまでの話は全てオチのためのものであると言ってもいいかもしれません。
そしてそのオチは最後のたった一言に集約されています。
ちょっと気が緩んでいるとあっという間にボソっと言って終わってしまいます。
実際に、私もオチを聞き逃すことがよくあり、何度もオチの部分を繰り返し聞いていました。
オチとはつまりその話の中で一番言いたいことであるとも言えます。
私は落語を何席か聞くようになってからは「オチは何なのか」ということに対してすごく意識を傾けるようになりました。
これが実生活でも少しずつですが、習慣化されると自分でもわかる面白い変化が生まれるようになってきました。
それは相手は一体何を言いたいのか、ということを考えるようになったことです。
もちろん、今までが何も考えずただ聞いていたという訳ではありません。
オチ=言いたいことなので、普段の生活において相手が話していることのオチについてを考えることで、今までよりも相手の話の理解度が高まったのです。
これは学習塾をしている自分としては大いに役立ちました。
というのも、子どもの中には話したいことがごちゃごちゃしすぎて言いたいことがはっきりとしてない(出来ない)子が多くいます。
そこでオチをしっかりと捉えてあげることで子どもたちの言いたいことを以前よりも掴めるようになってきました。
このスキルは仕事においても役に立つと言えます。
上司、もしくは取引先の人が言いたいことをしっかりと捉えることで信用を得ることに繋がると思います。
変化2 想定問答をするようになった
続いての変化はこちらです。
先ほども説明しましたが、落語は複数人の人の会話で話が進んでいくので、絶えず「会話」が生まれています。
最初のうちは慣れない言葉遣いもあり、話についていくのに精一杯でしたが、段々慣れてくると「次はどんな話の展開になるのだろう」と考えるようになります。
この話の展開について考える、ということが仕事だけでなく、私生活にも活用できます。
例えば、仕事であれば取引の際に前もって想定問答をしておくことで、されるであろう質問に対して準備ができます。
それが出来るようになることで、相手の疑問に答えつつ少しずつ自分のもっていきたい方向(契約獲得)などにもっていくことが可能となります。
また、プライベートで言えば、デートなどで起こりうるトラブルなどを想定しておくことで回避することでいわゆる”デキる男”を演出することができます。
私は想定問答を3パターン程度に絞って考えるようにしています。
1パターンだともしも予想通りにいかなかった場合に対応できずあたふたしてしまいますし、逆に多すぎても自分でも覚えきれなくなってしまいます。
なので、最高のパターン、最悪のパターン、五分五分のパターンの3つくらいがちょうどいいと思います。
今回は、落語を聞くようになってから変化したことについてを紹介しました。
最初の変化は、相手の言いたいことを考えるようになったことです。
次の変化は、先を見て起こりうる会話、出来事を予想する習慣がつくようになったことです。
二つに共通することはどちらも相手のことを考えるようになる、ということです。
このスキルは対人スキルとして身に付けておいて損はありません。
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